サイトをリニューアルし、レッスンブログも始めました。投稿の際はXにポストします。

緊張した面持ちで体験コースに訪れたNoriさん

taka3

はじめまして。緊張しなくて大丈夫ですよ

taka3

体験コースを受けようと思ったきっかけは?

Noriさん

進学前に少しでも治したくて、、

taka3

あと半年ぐらいですね

taka3

いつ頃から悩んでますか?

Noriさん

小学校低学年の頃から、、

taka3

誰かに相談したり、診てもらったことは?

Noriさん

誰にも相談してません。病院に行くのも嫌で、、

勇気を振り絞って体験コースに来られたNoriさん。このあと辛い経験や悩みをいろいろと伺いました。

転校したとき自己紹介で一言も話せなかったこと、国語や英語の授業で本読みを当たれるのが怖くて授業中ずっとドキドキ、前日に何度も何度も練習しても授業では失敗したこと、友達から吃音をからかわれても自分は気にしていないフリをしていたこと等々。

taka3

辛かったですね

taka3

今話していて気づいたんだけど、いつも吃音が出る訳ではないですね

Noriさん

独り言では出ないし、何かに熱中してたり、カラオケでも出ないです

Noriさん

緊張すると全然ダメで、、

taka3

緊張していないときは吃音はまったく出ない?

Noriさん

出たり出なかったり、、

taka3

緊張はカラダがスムーズに動くのを邪魔するから吃音が出やすくなるだけで、本当の原因ではないですよ

声はカラダが動いた結果生まれる音であることを簡単に説明するも、声の仕組みを学んだことも考えたこともないNoriさんは少し戸惑い気味…

taka3

レッスンでは理解できるまでゆっくり説明しますけど、ちょっと体感してみましょう

taka3

口を閉じて3秒間「ん~」って言ってみて

Noriさん

「ん~~~」

taka3

次は3回続けてみて
ただし、間に息を吸ってね

Noriさん

「ん~~~」ⓥ「ん~~~」ⓥ「ん~~~」

taka3

今、[m]という音を詰まることなく出せたんですよ

いい音でしたね

Noriさん

???

[m](ま行の子音)という音がどうやって作られるか、「息」「声帯」「声道」の3つがタイミングよく連動することが大事なことに関心をもったNoriさん。

taka3

「ありがとう」が苦手って言ってたけど、[a](母音の“あ”)の音も上手に出せるようになりますよ

taka3

スポーツとか楽器の経験は?

Noriさん

〇〇と〇〇を続けてます

taka3

最初は上手くできなかったでしょう?

Noriさん

始めた頃は先生や先輩から基本をひとつひとつ教わりました

最初は何の知識もなく全然出来なかったことが、基本を教わったことを意識しながらちょっとずつ上達していったこと、やがて何も考えなくてもカラダが自然に動くようになったことを思い出したNoriさん。

taka3

声もカラダの動きそのものだからスポーツとか楽器と同じですよ

taka3

今は声の出し方に癖がついてしまっているから、その癖を直して上達するには順番があります

「マインドシフト」、「スキリング」、「パターニング」の3ステップについて説明。

taka3

スムーズに声を出すためのコツをつかんで習慣にすれば、少しずつ吃音のことが気にならなくなりますよ

Noriさん

半年あれば間に合いますか?

taka3

コツをつかむまでの時間、習慣にするまでの時間はどうしても必要だけど、半年あればかなり改善できると思いますよ

taka3

チャレンジする気持ちになったら連絡くださいね。全力で応援しますから、、、

Noriさん

はい

後日、Noriさんの保護者から対面定期コース受講の連絡を受けました。これから脱・吃音のプロセス(の一部に限ります)を随時お伝えします。