taka3ブレスと声帯振動コントロールのトレーニング続けてる?イメトレは何回やってもいいけど実際のトレーニングはやり過ぎないよう注意してね。



ブレスと声帯振動コントロールを始めてから、偶になんですけど、声が出し易くなったって感じるときがあるんですけど、、



それは当然なことなんだ



声の3要素のうちの2つのタイミングが合うようになったからね。小さな変化だけど大きな一歩だね👏



3つ目の「声道」をトレーニングするともっと出し易くなるんですか?



その通り、でも焦りは禁物。偶々上手くいっただけで、まだスキル(Step2でトレーニング)も身に付いてないし、習慣(Step3でトレーニング)にもなっていないからね。



普段の会話では何も意識しないで、今は1つ1つの要素をしっかり理解して基礎トレーニングに集中すること



はい、わかりました
何事にもステップがあります。焦ったところで習慣は身に付きませんし、急いで身に付けたものはあっという間に崩れます。結果を焦らずトレーニングを進めることが大切です。



声の3要素の3つ目「声道」のレッスンを始めるよ。さて、このスライドで声道はどこ?



ここからここまでですか?



唇、鼻孔から声帯までの空間ね。この空間の形を変えると音の響きが変わるんだ。専門的には共鳴っていうんだ



今トレーニングしているブレスと声帯振動のコントロールで作った音を響かせる空間ですね



さすが、Noriさん。これまでは声道で共鳴させる声の元を作るトレーニングをしてたんだよ



母音は声の元を共鳴させればいいだけなんだけど、子音は息を加工する作業が一手間増えるんだ。その辺りはおいおいね



ホントにカラダって声の楽器なんですね(笑)



その通り!では、声道のコントロールについてレッスン始めるよ



はい
声道については、“共鳴”と“調音”(医学用語では“構音”)という2つの視点で学びます。



Noriさんの舌のホームポジションはどこ?



考えたことない、、
怪訝そうなNoriさんに安静時の呼吸をしているときの舌の位置を確認してもらいます。



その時の軟口蓋はどうなっている?



軟口蓋?



下顎の位置(=顎関節の開き)は?喉頭の位置は?咽頭筋は緊張していない?頭の位置は?



・・・
筋肉はデザインされた仕事をするだけ、舌は骨を動かす筋肉でなく自身で動くという特殊な筋肉などの事実を3Dツールを使ってリアルに解説し、Noriさんには自身のカラダでイメージしてもらいます。



どういう意味があるんですか?



リラックスしている状態、つまり声を出す前のカラダの状態を意識するためなんだよ
“声はカラダの動きそのもの”。発語動作に限らず何かの動作の際、リラックスした状態から始めると安定したパフォーマンスが発揮できます。発語動作に入る前のリラックスした状態をK-Climbersではゼロポジションと呼んでます。発語動作は一連の動きですからゼロポジションをルーティーンのスタート地点としてカラダに覚え込ませ、そこから予備動作、発語動作に繋げるトレーニングを行います。



今日はここまで。どうだった?



戸惑いましたけど自分のカラダと向き合うのが楽しくなってきました



それはよかった。次回は母音について勉強するよ



なんか楽しみです、、次回までにやることはありますか?



今日学んだボディマップがイメージできるように復習することと、ブレスと声帯振動のコントロールは続けてね
解剖学や音声学の専門用語が少し難しく感じるかも知れませんが、真実を知るためには使わざるを得ない用語です。大切なことは声の仕組みを理解すること、頭の中にボディマップをイメージすることです。用語を覚える必要はありません。