前回は発語動作に入る前の舌、軟口蓋、下顎、喉頭、咽頭等のリラックスした状態(ゼロポジション)を確認しました。
taka3今日は母音を出すときの声道のトレーニング。母音を響かせる口の中の形って考えたことある?



唇の形は学校で教わったけど口の中は、、、
トレーニングに入る前に母音のフォーミングで知っておきたい舌、軟口蓋・硬口蓋、口輪筋、頬筋の構造と動きについて3Dツールで説明。



知らないことばっかり、、



解剖学や音声学にかかわることがなければ知らなくて当然。自分のカラダの何処に、どんな筋肉があって、どんな働きをするのかを理解すれば覚えなくて大丈夫だよ!



はい!
まず声のボリュームとキーの確認、ブレスと声帯振動コントロールのウォーミングアップの後、スライドを使って「あ」「い」「う」「え」「お」のフォームを説明。ここである面白い実験をしてもらいます。



ね!



ほんとだ~、フォームを意識すると声が出し易くなった気がします



さて、母音に必要な声道コントロールを始めるよ。コツは唇と舌を動かして空間の形を変えること



空間の形を変える、、
まずはシャドウトレーニングで母音のフォーミングを繰り返します。



次はブレスを加えて



はい



声帯振動も加えて



はい



声道を固めないで、もっと柔らかく~
トレーニング中、いろんなアドバイスが飛んできます。また、ある部位に意図的に力を入れると声の響きが違ってくる等ちょっとした実験を交えながらトレーニングを続けます。



今日はここまで。どうだった?



フォームを意識すると難しいです



始めはぎこちなく感じるけど、続ければ必ず無意識でできるようになるから安心して!



でも、母音を出すイメージが変わりました!



マインドシフトが始まったようだね(笑)



発語前に喉を締める癖があるから次回は予備動作のトレーニングね



次回までにやることは、、、今日の復習ですね?



声帯に負担をかけないようにシャドウトレーニングと上手く組み合わせてやってね。あと水分補給も忘れずに



わかりました
声の3要素のタイミングを合わせて、母音を響かせる感覚に気づき始めた様子のNoriさん。子音は、母音との一連の動きで作られるため母音のフォーミングはとても大切です。