Column 20
努力の方向性②
「何年も努力しているのに進歩していないのであれば、努力の方向性が間違っていないか疑ってみること」
これは、国語の授業の前日は朗読を当てられることが不安で、教科書を何度も何度も繰り返し朗読するご相談者(3/21無料相談会in福岡)へのアドバイスです。
この努力は、文章に馴れることで当てられたときの不安や緊張を軽減し、その文章に限っては吃音をある程度隠せる効果はあります。
ただ、間違った発声フォームで何度も練習したところで、吃音が改善するどころか、間違った発声フォームをカラダに強固に沁み込ませるだけです。
声の仕組みを学び、発声フォームのスキルを身に付けた後、フォームを習慣にするために朗読を繰り返すのであれば一石二鳥です。
朗読という同じトレーニングでも、隠すためなのか、吃音から抜け出するためなのか、何を意識してトレーニングするかによって、数年後の結果は大きく異なります。
努力できるのは才能です。方向性を間違えなければ、きっと吃音から抜け出すことができます。