Basics 6
腹筋のマッピングのススメ
腹筋と言えば、お腹の最前面にある腹直筋をイメージしがちですが、この思い違いは本来の腹筋の働きを制限してしまいます。腹筋はお腹の横にも後ろにもあります。
腹筋は外腹斜筋、内腹斜筋、腹横筋、腹直筋の4つ。どの辺りにあるのか調べてみてください。Basics5https://k-climbers.net/basics5/で紹介した肋間筋とも繋がっていて、お腹全体を囲っていて、面積がとても広いって感じるはずです。
息を吸うときには、横隔膜https://k-climbers.net/basics4/が十分に収縮(下向きに動く)できるよう腹筋は緩んでいる必要があります。横隔膜が下がって内蔵を押し下げたとき、腹筋が緩んでいるからお腹は膨らみます。
一方、息を吐くときには横隔膜を一気に弛緩すると息がすごい勢いで吐き出されます。それでは声は続かないので、発声時は息をゆっくり吐き出せるよう腹筋は横隔膜と協力して緊張を保つよう働きます。
息のコントロールhttps://k-climbers.net/step01-3/が大切なんです!
お腹の動きをイメージした呼吸に関する表現を聞いたことがあると思います。例えば「吸うときはお腹を膨らませる」、「吐くときはお腹をへこませる」、「おへそで呼吸する」など。「背中で呼吸する」も偶に聞きます。腹筋の役割を理解した上でイメージすることは問題ありませんが、イメージが先行して呼吸の基本原理に合わないと自然で楽な呼吸を妨げるので注意が必要です。