Basics 8
喉頭のマッピングはムズい
気管の入口にあって声帯https://k-climbers.net/basics1/が格納されている喉頭<こうとう>は、軟骨と筋肉で出来ています。
脱・吃音の観点で大切なこと、それは声帯が振動して「声の素」を楽に作れるよう喉頭周辺の筋肉を緩め、喉頭に余計な緊張を伝染させないことです。そのためには、喉頭のマッピングおよびその周辺の器官や筋肉のマッピングを知ることです。頭で思い描くマッピングが筋肉を動かしますから。
でもムズいんです。理由は、動きが複雑かつ言葉が難しい!
喉頭は4つの軟骨(甲状軟骨<こうじょうなんこつ>、輪状軟骨<りんじょうなんこつ>、2つの披裂軟骨<ひれつなんこつ>)で構成されています。
喉頭の内部には、声帯の開閉・厚み・長さ・張りをコントロールする内喉頭筋<ないこうとうきん>、外部には発声時の喉頭の位置を調節する外喉頭筋<がいこうとうきん>があります。
内喉頭筋は、声帯を振動させるために様々な筋肉が相乗的に働きますが、直接、コントロールできません。その筋肉達に自由に働いてもらうために、冒頭で書いたように、喉頭に余計な緊張を伝染させないことを意識しましょう。
機会があれば、喉頭の構造や声帯の動きを大まかに理解することにトライしてみてください。1秒間に数百回も振動する声帯と喉頭が頭の中にマッピングできると声に対するイメージが大きく変わると思います。
※この「声とカラダの基本」シリーズは解説が目的ではありません。脱・吃音のための声の仕組みや声に関わるカラダの基本について、動きにフォーカスしてワンポイントで紹介するものです。なお、レッスンでは3Dツールを使ってマッピングを中心に解説します。