VOL.22 ゆっくりと丁寧に話す#2

自分が話しているスピードを客観的に知るには、録音した会話を聞いてイメージと現実の差を把握するのが手っ取り早いことは以前投稿した通りだ。

Kさんも意識できているときはゆっくり話せていて、意識できていないときは普段通りのスピードだ。

つまり、いつも意識できればゆっくり話せるのが、現実はそうはいかない。意識することをあの手この手で習慣化するしかない。

私のオススメの1つは有名人の真似である。話し方がゆっくりで心地いいと感じる有名人を徹底的に真似る。息づかいや間の取り方など色々真似てもいいのだが、まずはスピードだけに集中してほしい。

その際、ブレス後の1音目と2音目(例えば「ありがとうございました」なら「あ」「り」である)の真似に集中しよう。その後の音は、結構、1音目と2音目が作り出したスピードに引っ張られている。

会話の録音も面倒だが続けること。慣れるまでは、毎日数回、例えば、朝・昼・晩1回ずつ録音すると決めてしまおう。

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