僕には「吃音モンスター」がいた。
いつもどこかで吃音のことを気にしている。
人と話すときも、 電話をするときも、 自己紹介するときも。
「声が出なかったらどうしよう」
そんなことが頭の片隅から離れない。
目の前では別のことをしているのに、 どこかで吃音のことを考えている。
僕は、そんな状態を 「吃音モンスター」 と呼んでいました。
厄介なのは、 吃音そのものだけじゃなかったんです。
いつも吃音のことを考えてしまうこと。
今振り返ると、 僕が本当に抜け出したかったのは、 そこだったのかもしれません。
#吃音